令和6年9月7日同窓会総会において
ご挨拶
在京磐高在京会会長
鈴木正晃(高18回卒)
皆様、こんにちは!
今年も、上野の森に、本校より作山同窓会会長、平澤校長先生はじめ4人の方をお迎えし、また、いわき地区より多くの方々に参加頂き、このように盛大な総会を開催できますことは、正に無上の喜びであります。本日参加頂きました皆様方に、心から御礼申し上げますとともに、是非、我ら磐高の同窓生の集いですので、大いに楽しまれますようお願い致します。
さて、今年の夏も暑い日々が続きましたが、我々にとりましては、大変感動的な夏でもあったと言えるのではないでしょうか。
一つは、夏の甲子園福島大会における磐高野球部の活躍です。
私は、ネットを通しての観戦でしたが、20数年ぶりの準決勝戦において、県代表となりました聖光学院に対しまして本当に最後まで諦めることなく、正に磐高野球部が掲げている「ワイルドベースボール」を実践したことです。4年前の春の選抜大会に代わる夏の交流試合において東京の代表校国士舘高校に4対3で惜敗した試合に勝るとも劣らない素晴らしい試合でありました。
そして、二つ目は、パリオリンピックです。
感動の連続でした。選手達のものおじすることなく自信を持って戦う姿を見て、何と素晴らしい若者達かと思った次第です。出生数で言いますと、このオリンピック世代は、戦後の団塊の世代の二分の一程度と思います。しかし、出生数の減少を感じさせない活躍を見ることができましたことは、政府の少子化対策が十分に進まない中にあって、日本の将来は、必ずしも暗いものではなく、IT、AI等を利用しての少数精鋭主義とはなりますが、希望を持ってもよいのではないかと思った次第です。
次に、この一年間の在京磐高同窓会の活動を振り返ってみたいと思います。
一つは、本年5月に、本校において、本校同窓会との共催で開催しました第四回セミナーであります。2012年ミスインターナショナル世界大会においてグランプリを獲得された吉松育美さんによる「世界一になる夢を実現した私のマインド」という演題での講演です。大変好評を博し、生徒の方々も大変感動されたようであります。具体的には、後ほど、担当の方から報告ある予定です。
二つ目は、昨年も申し上げましたが、ホームページの改訂についてです。18回卒の猪狩顧問のご尽力により、内容の充実がより図られました。是非、皆さん、ご覧になってください。
最近では、朝日新聞に連載されました「炎のコバケン」こと小林研一郎さんのコラムが掲載されております。
三つ目は、4月に実施しました東京六大学野球、立教対法政の観戦です。立教沖くん、法政岩間くんと我らが誇る両君が出場するということで、快晴の神宮球場に集まり、熱い応援をすることができました。二人にとりましては、大きな励みになったことと思います。今年の秋も、実施する予定ですので、多くの方の参加をお願い致します。
さて、本日の講演は、磐城高校元校長で、「文武両道の磐高」をより輝かせて頂いた阿部武彦先生にお願いしております。また、イベントとしましては、久しぶりになりますが、スパリゾートハワイアンズで活躍された方々によるハワイアンフラダンスを予定しております。お楽しみください。
現在、我々在京磐高同窓会は、草野心平先生が作られました「同窓の友に」の詩の一節にあります「大いなる未来を生きよう」をスローガンとして活動しております。従いまして、在校生そして若い同窓生の皆さんに対しまして、自分達の未来を大いなるものにできるように、その為の「今」を、今後とも眼に見える形で支援し、同窓会の大きな目的の一つであります「母校支援」を微力ながら実現したいと考えております。
先程、申し上げましたが、これからも若者の人口減少が懸念されている訳ですが、そういう中にあって、
日本そして世界で活躍できる人材の育成が期待される磐城高校においては、やはり、一人一人のレベルアップを実現することが重要であると考えております。
現在、中高一貫教育を指向すべく、内田いわき市長より、その申請がなされていると聞いております。
この実現は、磐高のより一層の発展を約束するものと考えます。できるだけ早期の実現を期待しております。我々もひき続き支援したいと思っております。
最後に、本日の総会開催並びに手作りの会報作成等に尽力頂いた幹事の皆様に心から感謝申し上げますとともに、本総会に参加頂いております皆様方の今後益々のご活躍とご健勝を祈念いたしまして私の挨拶とさせて頂きます。本日は、総会に参加頂き誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。
以 上